2017年1月25日 / 最終更新日時 : 2023年3月27日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉博士とシカゴ領事館 タカジアスターゼの発見、アドレナリンの結晶化を成し遂げ世界的な名声を手に入れた高峰譲吉博士ですが、1890年に家族と共に渡米した後の数年間は、栄光と挫折を繰り返す波瀾万丈の時期でした。そんな中、1896年12月30日にア […]
2016年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月28日 takamine.org 寄稿文 高峰博士の民間外交 1904(明治37)年2月8日、旅順港攻撃によって日露戦争が始まり、米国の世論は日本とロシアの戦争について、「日本が負ける」という意見が多数派となっていきました。 高峰博士は、この米国社会の空気を変えるべく、日本と米国の […]
2016年1月15日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 Takadiastase, Adrenaline, Epinephrine の語源考 國方栄二(西洋古典学) アドレナリン、エピネフリンの命名に関しては難しい問題はない。前者はラテン語系、後者はギリシア語系の語形成になっている。 adrenaline: 腎臓を意味するラテン語renes(レーネース)の […]
2015年11月13日 / 最終更新日時 : 2024年5月17日 takamine.org 寄稿文 大横綱常陸山と高峰譲吉博士 高峰譲吉博士と北里柴三郎博士の交流が深かったことはご存知でしょうか。 北里博士は高峰博士より1歳年上の同時代人であり、二人とも世界最大(当時)の製薬会社、パーク・デイヴィス社の研究顧問を務めた間柄で、世界を相手に日本を代 […]
2015年7月29日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 高峰夫妻の一人の孫が逝去 先日、当研究会副理事長・滝富夫氏へ、米国のラトガース大学 (Rutgers University, New Brunswick) の植物生理・病理学部のベネット先生 (Dr. Joan W. Bennet)(当研究会会員 […]
2015年7月10日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 「ひとの心に寄り添った高峰さん」 高峰博士の、発明家や研究者としてではない一面を垣間見る文章について、新たな発見がありましたので、考察を含め紹介します。(以下、敬称略) 小説「女徳」(著者:瀬戸内寂聴 出版:新潮社)において、主人公の「たみ」がアメリカで […]
2015年4月27日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 長州ファイヴの一人・山尾庸三 高峰譲吉の世界への道を切り拓いていた先輩 石田 三雄(農学博士)/当NPO法人 元・理事長(故人) 1.その1:5人の密航者(長州ファイヴ)の一人が開拓した道 > 2.スコットランドの大学をそっくり東京に運んで […]
2014年12月17日 / 最終更新日時 : 2023年8月10日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉の人造肥料会社起業の原点とその周辺 久馬 一剛(きゅうま かずたけ)/京都大学名誉教授 今回は、京都大学名誉教授・久馬 一剛氏より寄稿を頂きました。 氏は、当研究会・石田理事の京都大学時代の同級生の方で、今回は譲吉がイギリス・グラスゴーに留学していた時 […]
2014年12月5日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉の留学志望と佐野鼎 松田 章一(元・金沢ふるさと偉人館 館長)/ 当NPO法人 理事 佐野鼎は1829年・文政12年、現静岡県富士市の郷土の家に生まれた。江戸に出てオランダ式砲術家下曽根金三郎塾に入り19歳で塾頭になる。後、長崎の海軍伝習 […]
2014年10月20日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉をめぐる逸話(その3) 石田 三雄(農学博士)/ 当NPO法人 元・理事長(故人) 1.「日本政府の要請に応じていた晩年の高峰さん」 > 2.世界を驚かせた130年前の日本の教育水準――それに魅せられたハーン 1.「日本政府の要請に応 […]
2014年9月26日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉につながる人々 「NHK朝ドラ[花子とアン]の主人公に親切だった先輩・奥田千代さん」 視聴率の高いNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」では、女学校で安東はなさんを取り巻く個性的な先生方、先輩、クラスメートが登場する。 中園ミホさん […]
2014年9月9日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 外国人教師・宣教師フルベッキ一族と日本 (その2) 石田 三雄(農学博士)/ 当NPO法人 元・理事長(故人) 【2b 】グスタヴ・ヴァーベック(略称/三男グスタヴ) > 【3b 】ウィリアム・ジョーダン・ヴァーベック(略称/孫のウィリアム) > 【6】ギド […]
2014年8月18日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 外国人教師・宣教師フルベッキ一族と日本 (その1) 石田 三雄(農学博士)/ 当NPO法人 元・理事長(故人) 【1】ギドー・フリドリン・フルベッキ(略称/フルベッキ) > 【2a 】ウィリアム・ヴァーベック(略称/長男ウィリアム) 明治の近代日本建設に大きな […]
2014年7月14日 / 最終更新日時 : 2021年12月27日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉をめぐる逸話(その2) 石田 三雄(農学博士)/ 当NPO法人 元・理事長(故人) 1.日米の牛肉の味くらべをした益田孝と高峰譲吉 > 2.明治の俊秀と共に高峰譲吉が学んだ塾・致遠館の名前の由来 > 3.原籍を金沢に残した祖国愛の […]
2014年6月16日 / 最終更新日時 : 2023年5月25日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉をめぐる逸話(その1) 著 石田 三雄(農学博士)/ 当NPO法人 元・理事長(故人) 1.「べろべろに酔っぱらった高峰さん」 艱難辛苦(かんなんしんく)を乗り越えて、タカジアスターゼの発明とアドレナリンの結晶化という歴史に残る業 […]
2014年4月8日 / 最終更新日時 : 2024年6月6日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉博士による理化学研究所の創設理念 極めて刺激的なマスコミの見出しで2014年1月30日から始まった理化学研究所のSTAP細胞を巡る大騒動は、国際的な反響や、理研トップの自民党への接触など、ほとんど研究そのものの内容が理解できない多くの日本人に大きな困惑を […]
2013年11月29日 / 最終更新日時 : 2024年5月17日 takamine.org 寄稿文 タカジアスターゼの原点 2013年5月にHarvard University Pressから発行された『Adrenaline』の著者Harvard大学医学部教授B. B. Hoffman博士にメールで自己紹介をして以来、自然に「メル友」として情 […]
2010年6月11日 / 最終更新日時 : 2022年1月6日 takamine.org 寄稿文 「松楓殿」今昔 平成19年 「文藝春秋」新年特別号より 滝 富夫(タキヒョー株式会社 名誉顧問)/当NPO法人副理事長 「これ、何とかならないでしょうか」 数年前のある日、ニューヨークの私のオフィスに、池田修臣氏が飛び込みで訪ねてき […]
2010年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月6日 takamine.org 寄稿文 随 想 〜 高峰譲吉先生に思うこと 〜 山本 綽(ゆたか) (新日本化学工業株式会社 顧問)/当NPO法人名誉理事長 高峰譲吉先生の墓所はニューヨーク・ブロンクスのウッドローン墓地である。墓地の案内には、「近代バイオテクノロジーの父」として紹介されている。こ […]
2010年5月14日 / 最終更新日時 : 2022年1月6日 takamine.org 寄稿文 バイオテクノロジーの父、高峰譲吉 山本 綽(ゆたか) (新日本化学工業株式会社 顧問)/当NPO法人名誉理事長 高峰譲吉の墓はニューヨークのブロンクスにあるウッドローン墓地にある。広大で有名な墓地であるがその案内書に寄れば「科学・発明」の分野でここに眠 […]