神戸市の愛徳学園高等学校にて講演会

2019年5月21日(火)、神戸市垂水区の愛徳学園高等学校にて「バイオテクノロジーの父 高峰譲吉」と題し、清水理事長による講演会が行われました。清水理事長と懇意の研究者・島田先生と愛徳学園で教育企画推進部長を務める米田先生が小学校の同級生であり、また理事長も同窓生というご縁から今回の講演が実現しました。前日の雨はおさまり、晴れ間が広がる日和となりました。

愛徳学園高等学校は、「家庭的な精神」を教育方針として大切にする女子カトリック・ミッションスクールで、少人数制での学習を実施しています。今回は、高等学校の全生徒102名が講演に参加されました。講演の半ばで、高峰博士とキャロラインの婚姻が国際結婚のパイオニアである話が出た際、興味深げな反応があったことが印象的でした。タカジアスターゼやアドレナリンの発明・発見のみならず、国際親善・民間外交に励んだ高峰博士の姿が、学校のコンセプトでもある「グローバル社会に貢献する人材育成」の一助となれば幸いです。

講演後、中学校4階の教室にご案内頂きました。海側の教室からは、どこのクラスでも明石海峡大橋と淡路島を眺望することができます。明石海峡大橋は、1998年に開通して以来、未だに世界最長の吊り橋として記録されています。明るく風通しの良い教室は、生徒の雰囲気を一層やわらかくしているのではないでしょうか。高等学校のHPでも講演の様子をご紹介頂きました。

記事作成:令和元年5月30日、文責:事務局

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