研究会の役員が2名、文化勲章受章者と文化功労者に選出されました。

当研究会の顧問を務める別府輝彦・東京大学名誉教授が令和4年度の文化勲章を受章しました。
親授式は2022年11月3日に皇居で行われ、天皇陛下より直接授与されました。

画像向かって左端が別府輝彦顧問 引用:時事通信社 皇居で文化勲章親授式(2022/11/03)より

文化勲章は過去に文化功労者に選出された方の中から選ばれ、等級のない単一級の勲章なので科学上の発明・発見、学術的研究、芸術などの分野における最高位の栄典といえます。

別府顧問は2012年に文化功労者に選出されており、微生物学における先駆的かつ独創的な業績が世界中で高く評価されています。一連の研究成果は500編を越える原著論文・著書として発表されており、学界のみならず産業界や科学行政の発展に大きく貢献されています。

 

また、当研究会の理事長を務める清水昌(さかゆ)京都大学名誉教授が令和4年度の文化功労者に選ばれました。顕彰式は2022年11月4日に行われました。

清水理事長は応用微生物学の分野で、ユニークな脂肪酸を作るカビの発見など多種多様な微生物反応を見出して研究を展開し、微生物反応や物質生産技術に関する研究で優れた業績を上げ、産業界にも大きな影響を与えました。

没後100年という節目の年に研究会の役員が2名も表彰を受けるということは、「バイオテクノロジーの父」である泉下の高峰博士もさぞお喜びのことと思います。研究会一同、博士の顕彰活動により一層邁進してまいります。

(作成:令和4年11月7日/文責:事務局)

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