2022年10月4日 / 最終更新日時 : 2022年10月4日 takamine.org お知らせ 初!富山市にて講演会 9月17日、九州に台風が近づく中、富山市は真夏を思わせる30度を超える快晴となりました。 この日、富山市の「高志の国文学館」で富山ゆかりの文学者や偉人について学習する県民カレッジの連携講座として、清水理事長による講演会「 […]
2022年4月21日 / 最終更新日時 : 2022年4月18日 takamine.org 寄稿文 渋沢栄一と高峰譲吉 その5(最終回) 渋沢栄一が主人公の2021年大河ドラマ「青天を衝け」が終了し、2022年は北条義時が主人公の「鎌倉殿の13人」が始まっています。 これまで4回(その1、その2、その3、その4)に渡り、高峰譲吉と渋沢栄一の知られざる関わり […]
2021年7月6日 / 最終更新日時 : 2021年12月6日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉ジャパン・ソサエティでの講演原稿/1914年3月31日 19世紀後半から20世紀前半にかけて、アメリカでは黄禍論と呼ばれる黄色人種に対する脅威を煽る人種差別がありました。 1913年、カリフォルニア州で外国人土地法が制定され、外国人の土地所有や借地に強い規制がかけられました。 […]
2021年6月28日 / 最終更新日時 : 2022年1月17日 takamine.org 寄稿文 渋沢栄一と高峰譲吉 その4 渋沢栄一と高峰譲吉の接点について3回(その1、その2、その3)に渡って記事の公開をしておりますが、今回は、日本の通信社史における二人の関わりについて報告いたします。 日本の経済史、産業発展の歴史は今回の大河ドラマ「晴天を […]
2021年5月24日 / 最終更新日時 : 2021年12月6日 takamine.org 寄稿文 高峰&上中両博士のアドレナリン結晶化の経緯についてまとめた英文論文が医学書に採用/Accepted Dr. Jokichi Takamine’s English paper on the history of adrenaline crystallization for publication in a medical journal. 脳神経外科の専門医であり脳科学研究者である山嶋哲盛氏の高峰譲吉博士のアドレナリン結晶化の経緯に関する英文論文が医学書に採用されました。 山嶋氏は当研究会の会員でもあり、海外の方へ高峰博士の情報発信を行う一環として論文のご […]
2021年4月26日 / 最終更新日時 : 2022年1月17日 takamine.org 寄稿文 渋沢栄一と高峰譲吉 その3 これまで渋沢栄一と高峰譲吉の接点について、渋沢栄一と高峰譲吉 その1、渋沢栄一と高峰譲吉 その2と2回に渡り記事を公開してきましたが、今回は 二人の初めての出会いについて振り返ります。 1922年、高峰が逝去した後の追悼 […]
2020年9月24日 / 最終更新日時 : 2021年12月6日 takamine.org 寄稿文 明治維新と高峰譲吉 ~近代日本の黎明期と化学への目覚め~ 2020年の教育改革で、いよいよ小学校の英語(科目名は外国語)が必修となりました。国際教育が加速していくと見られますが、振り返ると江戸時代末期や明治時代より、すでに幼少期から外国語教育を受けている人物は存在していました。 […]
2020年8月17日 / 最終更新日時 : 2023年1月17日 takamine.org 寄稿文 アドレナリンの軌跡 -辣腕助手とパーク・デイビス社の思惑- 高峰譲吉の業績や生涯について書き記された伝記や資料は多数ありますが、特にアドレナリンに関する業績の価値あるいは名誉について、当時のアメリカにおける状況等を踏まえた調査に疑問を呈する場面があります。各界の著名な方が、それぞ […]
2020年7月13日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 渋沢栄一と高峰譲吉 その2 「近代日本資本主義の父」として生涯に約500の企業育成と約600の社会公共事業や民間外交に尽力した渋沢栄一は、2021年の大河ドラマ「青天を衝け」の主人公として取り上げられ、2024年発行の新紙幣一万円札の肖像画になるこ […]
2019年11月12日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 渋沢栄一と高峰譲吉 その1 2024年に発行予定の新紙幣、一万円札の肖像画に「日本資本主義の父」渋沢栄一、五千円札に「女子教育の先駆者」津田梅子、1000円札には「近代日本医学の父」北里柴三郎が選ばれました。 渋沢は、大変な筆まめで日々見聞きしたこ […]
2018年10月30日 / 最終更新日時 : 2022年10月2日 takamine.org 寄稿文 セントルイス万博と松楓殿 以前、「松楓殿」今昔という寄稿文で、松楓殿の現況についてご紹介しましたが、松楓殿移築に関する当時のアメリカの二つの新聞記事を発見しましたので、セントルイス万博の概要と共にお伝えいたします。 1904年、ミズーリ州で「セン […]
2018年3月16日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 たかしん高峰記念館がオープンしました! 2017年12月1日、高岡市御馬出町にある高岡信用金庫別館の1Fに「たかしん高峰記念館」がオープンしました。 信用金庫の在田長生理事長(当時)は、当研究会の役員で、お父上の代から高峰博士を顕彰し続けている方です。記念館 […]
2018年2月20日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 黒部川開発100周年と先人の顕彰 「黒部川開発100年のつどい」記念シンポジウムに登壇 以前の記事「黒部川電源開発100周年 高峰譲吉博士とアルミ産業」でお知らせしましたように、2017年は黒部川流域の電源開発100周年であり、多くの関連行事が開催され […]
2017年9月23日 / 最終更新日時 : 2022年3月22日 takamine.org 寄稿文 黒部川電源開発100周年 高峰譲吉博士とアルミ産業 本年(2017年)は、高峰博士が発案した黒部川電源開発計画着手から百周年を迎えます。5月から6月にかけて、黒部峡谷鉄道宇奈月駅2Fにて黒部川流域の歩みを紹介する写真回顧展が開催されました。官民でつくる「黒部・宇奈月温泉開 […]
2017年1月25日 / 最終更新日時 : 2023年3月27日 takamine.org 寄稿文 高峰譲吉博士とシカゴ領事館 タカジアスターゼの発見、アドレナリンの結晶化を成し遂げ世界的な名声を手に入れた高峰譲吉博士ですが、1890年に家族と共に渡米した後の数年間は、栄光と挫折を繰り返す波瀾万丈の時期でした。そんな中、1896年12月30日にア […]
2016年11月25日 / 最終更新日時 : 2022年11月28日 takamine.org 寄稿文 高峰博士の民間外交 1904(明治37)年2月8日、旅順港攻撃によって日露戦争が始まり、米国の世論は日本とロシアの戦争について、「日本が負ける」という意見が多数派となっていきました。 高峰博士は、この米国社会の空気を変えるべく、日本と米国の […]
2016年1月15日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 Takadiastase, Adrenaline, Epinephrine の語源考 國方栄二(西洋古典学) アドレナリン、エピネフリンの命名に関しては難しい問題はない。前者はラテン語系、後者はギリシア語系の語形成になっている。 adrenaline: 腎臓を意味するラテン語renes(レーネース)の […]
2015年11月13日 / 最終更新日時 : 2022年11月28日 takamine.org 寄稿文 大横綱常陸山と高峰譲吉博士 高峰譲吉博士と北里柴三郎博士の交流が深かったことはご存知でしょうか。 北里博士は高峰博士より1歳年上の同時代人であり、二人とも世界最大(当時)の製薬会社、パーク・デイヴィス社の研究顧問を務めた間柄で、世界を相手に日本を代 […]
2015年7月29日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 高峰夫妻の一人の孫が逝去 先日、当研究会副理事長・滝富夫氏へ、米国のラトガース大学 (Rutgers University, New Brunswick) の植物生理・病理学部のベネット先生 (Dr. Joan W. Bennet)(当研究会会員 […]
2015年7月10日 / 最終更新日時 : 2021年12月20日 takamine.org 寄稿文 「ひとの心に寄り添った高峰さん」 高峰博士の、発明家や研究者としてではない一面を垣間見る文章について、新たな発見がありましたので、考察を含め紹介します。(以下、敬称略) 小説「女徳」(著者:瀬戸内寂聴 出版:新潮社)において、主人公の「たみ」がアメリカで […]