高岡市立 南星中学校で講演

今年の講演会は第7回目、高岡市立 南星中学校でした。
高岡南星中学校
高岡南星中学校

 当研究会による講演会は、高岡市の高峰譲吉博士顕彰会が中心となって第1回の国吉中学校から始められ、中田中学校、牧野中学校、戸出中学校、高陵中学校と続き、昨年は高岡西部中学校で行なわれています。
 講演会名は「平成26年度 高峰譲吉博士顕彰会講演会」、講師は昨年に引き続き、当研究会の石田理事(当時)が務められました。
 今年も世話役は、ゆかりの会副会長・顕彰会世話役の藤森氏が務められましたが、高峰譲吉博士ゆかりの会会長の長谷川氏も参加してくださいました。

高岡南星中学校
▲左から:長谷川氏、藤森氏、石田氏、窪校長。右は、北日本新聞社・中島氏と当研究会事務局長(右端)。

 当日は、全校生徒523名の内、1・2年生の334名が広い講堂に集まりました。
 講演のタイトルは、昨年同様「いまも世界に輝く高峰さんの業績」。
 敢えて「高峰譲吉博士」としなかったのは、生徒たちに親しみを持ってもらいたいからとの、石田氏のお考えによるものです。
高岡南星中学校
 高峰博士の生い立ちから、キャロライン夫人との出逢い、様々な逆境にもめげずに偉業を達成したこと、さらに民間外交によって日米親善に貢献したことまで、飾らない、分かり易い講演が続きます。
 高峰博士の一生とその偉業に関しては、恐らく大多数の生徒たちは初めて知ることばかりであったろうと想像出来ますが、皆熱心に耳を傾けていました。
 学校の通常の授業とは違うこのような講演会は、生徒たちにとっても良い刺激となり、興味深いことであったろうと思います。
高岡南星中学校
 講演終了後に質疑応答が行なわれましたが、あらかじめ用意された質問ではなく、中学生らしい素朴な疑問が出されるなど、微笑ましい一幕もありました。
 最後に講演者の石田氏から、「好奇心を持って人生を歩んで欲しい」とのメッセージで講演会は終了しましたが、生徒たちの胸には、きっと様々な「高峰さん」の印象が刻まれたであろうと確信いたしました。

 せっかくですから、高岡の風景も少しご紹介しておきましょう。
高岡
 駅が整備されて高岡ステーションビルとなり、スッキリと綺麗になりました。名物の市電も、このビルの1階から乗降車出来ます。歴史的建造物を残した市街も健在です。高峰公園は、秋色に染まっておりました。
 来春(2015年)には、いよいよ新幹線も開通します。是非一度、訪ねて頂きたいと思います。

(昨年の模様は、> こちら )

(記事作成:平成26年11月4日、文責:事務局)

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