高峰譲吉ゆかりの人:水野幸吉

3月18日(土)、TBSのテレビ番組「世界ふしぎ発見! 花見が100倍楽しめる!桜をめぐる物語」が放送されました。桜の歴史を紐解く中で、ワシントン・ポトマックに日米友好の証として寄贈された桜を取り上げる場面がありました。

日立 世界ふしぎ発見! バックナンバー
2017年3月18日 夜9時~
第1429回 花見が100倍楽しめる! 桜をめぐる物語 

日本の国花の寄贈を企画し、実現に努力した米国の女性写真家・作家のエライザ・シッドモアと裏方としてサポートをした高峰博士が紹介されました。放送日の当HPへの訪問数が、通常と比べて5倍近くになり、視聴者の方々にも興味を持って調べて頂いたことと思います。


番組では取り上げられませんでしたが、もう一人、高峰博士と同様にこのプロジェクトを陰で支えた人物、在ニューヨークの水野幸吉・日本総領事(当時)の尽力も忘れることはできません。歴史的なプロジェクトが動き出した後、日本側は水野領事、米国側はヘレン・タフト大統領夫人が中心となり実務が推進されていきました。

詳しくは、下記、石田理事長の寄稿をご一読下さい。
「明治の群像・断片 その7 異色の駐米総領事 水野幸吉」

毎年春になると全米桜祭りが開催され、これらの桜は100年以上たった今でもアメリカの人々に愛され続けています。

周辺マップ:全米桜祭り2017 HPより (http://www.nationalcherryblossomfestival.org/)

また、なかなか知られていないことですが、水野総領事のお墓は東京目黒区の祐天寺にあります。この春、桜の咲き始めるころ、研究会の事務局も墓参いたしました。

  • 目黒区祐天寺の本堂

お墓のある目黒区にて、4月29日(土・昭和の日)、めぐろシティカレッジ 近・現代の日本再考の講座「人脈が生んだ日米友好のシンボル、ポトマックの桜」と題し、石田理事長の講演が行われます。
日米の桜寄贈プロジェクトをより深くお伝えすると共に、水野総領事の功績にも焦点を当てたいと考えています。

残念ながら、年間講座に申し込んだ方々が対象のため、一般の受け付けは無いそうです。他にも魅力的な講座が多数開催されていますので、下記ご参考まで。

めぐろシティカレッジ
http://megurocc1995.wixsite.com/megurocc

後日、改めて講演の報告をさせて頂きます。

記事作成 平成29年4月17日 文責:事務局

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