高峰博士ゆかりの地 訪問(2)

高峰博士ゆかりの地 訪問(1) 高岡は、こちら

石川県・金沢市
石川県庁 金沢では、最初に訪ねたのは県庁です。19階の展望ロビーに於いて、11月1日〜10日の間、高峰博士ゆかりの会主催による「郷土の偉人を知ろう・高峰譲吉博士 展」が開催されていました。

 この展望ロビーは市民に無料で開放されているもので、今回は高峰博士ゆかりの会と、市内のデーサービスセンターの展示が行われていました。

 高峰博士ゆかりの会は、高峰家の血筋の方々とその関係者などによって構成されており、高峰博士の6番目の妹・せいの血筋の長谷川一夫さんが会長を務めておられます。
 前出の藤森氏も血筋の方で、副会長を務めておられます。今回の展示会は、もう一人の副会長・豊原菊生さんが中心になって準備されたものです。

 展示パネルは、高峰博士の偉業を紹介するものと、ゆかりの会の活動を紹介するものとで構成され、博物館の展示とはまた違った意味で分かりやすく、親しみの持てるものとなっていました。
パネル展示
パネル展示

金沢ふるさと偉人館
 ふるさと偉人館では、新旧の館長にお会いすることが出来ました。
金沢ふるさと偉人館
 左がこの春まで館長を務められた松田章一氏、右が新館長の輪島道友氏です。

 松田氏は泉鏡花の研究家として知られておりますが、金沢ふるさと偉人館と鈴木大拙館の館長も務めて来られました。その長年の功績が認められて、11月3日(文化の日)に、金沢市から『文化賞』を贈られました。
 氏は郷土の人物研究に取り組み、ふるさと教育の発展につなげるなど、幅広い活動で金沢の文芸・市民文化の発展に貢献したと、地元新聞にも報じられております。
 奇しくも3日は高峰博士の誕生日でもあり、ふるさと偉人館では恒例の献花祭も執り行われました。この場をお借りし、改めて松田氏にお祝いの言葉をお贈りしたいと思います。 “おめでとうございました!”

 また当日、折よく特別展示「手紙に見る高峰譲吉博士の交友」展が催されており、取材することが出来ました。
エジソンからの手紙
 上の写真は、左:高峰博士がエジソン宛に送った誕生祝いの手紙(控え)、右:エジソンから高峰博士に宛てたその礼状(直筆サイン入り)です。
エジソンからの手紙
 この写真は、左:アドレナリン結晶化に成功した折りの助手・上中啓三が博士に宛てた書簡、右:結核の特効薬ストレプトマイシンを発見し、後年ノーベル賞医学・生理学賞を受賞した S. A. ワックスマンがタカミネラボラトリーに宛てた書簡です。
 高峰博士の交友範囲の広さ、人脈の凄さは驚くべきものがありますが、その一部をこうした手紙という「証拠品」にも見ることが出来るのです。

石川国際交流サロン
 ここは金沢ふるさと偉人館とは目と鼻の先にある施設で、統括の永江さんは当研究会の会員でもあることから、いつも立ち寄らせていただき、情報交換をさせていただいております。
 今回も松田氏とお邪魔し、様々な情報を交換させていただき、また貴重なご意見なども聞かせていただきました。
石川国際交流サロン

(取材:平成25年11月5日・6日、文責:事務局)

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