高峰譲吉博士研究会

お知らせ

北陸(高岡・金沢)にて講演活動と情報収集 (11月18日、19日)


本年も高峰博士の生誕地である高岡市、幼少期を過ごした金沢市にて講演を実施いたしました。10月の台風19号で、「かがやき」をはじめとする北陸新幹線が連なって水没しているショッキングな写真が報道されました。約1カ月経ち、ダイヤも概ね復旧、千曲川も穏やかな流れに戻っており、表面的にはいつもと変わらない風景でした。一方で、まだ日常生活に戻ることができていない方もいると思います。被災された方々の平穏を願っております。

さて、当研究会による講演会は、高岡市の高峰譲吉博士顕彰会が中心となって始まり、今年で12校目となります。初日の11月18日(月)は、季節外れの温暖な一日で、気温が20度近くまで上がりました。

高岡市立五位中学校の講演には、全校生徒と先生方など約300名が参加しました。新聞社に加えNHK富山放送の取材が入り、当日の夜のニュースで取り上げられました。「失敗を恐れずに冒険者になってほしい」という清水理事長のメッセージを受けて、「誰かの背中を追うだけではなく自分から新しいものにチャレンジしようと思いました」という生徒からの嬉しいコメントもありました。





また、翌11月19日(火)には、金沢市に移り金沢工業大学での講演となりました。 2015年から始まった同大学での講演も5回目となり、今年は応用バイオ学科の尾関教授の授業の一環として、「未来の高峰譲吉博士は君だ!発酵産業活性化プロジェクト」活動報告会とともに開催されました。講演会場は昨年と同じく、アントレプレナーズラボの4F、イノベーションホールで、約80名の学生が講演に参加しました。





▲ 例年通り、イノベーションホールにて講演を実施

後日、講演及び授業に対するレポート提出があり、その一部を拝見しました。高峰博士のことを「よく知らなかった」学生が、講演を通じて改めて「知った」ことで、さらに多くの人に「知ってほしい」という内容を何人かが記していました。若い世代が高峰譲吉について「吸収」→「理解」→「発信」というプロセスを辿ってくれたら、研究会としてはこの上ない喜びです。

なお、兼ねてより金沢ふるさと偉人館に高峰博士の直筆の手帳が保管されているとの情報を頂いておりましたが、今回の北陸講演活動に合わせて実物をようやく閲覧することができました。



1918年以降の晩年の手帳で、ほぼ全ての予定に日付が入っています。ローマ字の筆記体や漢字での記入が入り乱れており解読には時間がかかりそうですが、ふるさと偉人館のご厚意により全ページの撮影及びデータとして記録をすることができました。晩年の高峰博士の具体的な行動や会っていた人々を紐解く貴重な資料となりそうです。こちらについては改めて、ご報告いたします。





▲ 手帳はリング式で中身を交換しながら使用していた模様
(下の手帳の写真は、クリックすると別ページで拡大画像をご覧になれます)





(記事作成:令和1年12月9日、文責:事務局)