高峰譲吉博士研究会

お知らせ

金沢ふるさと偉人館・リニューアル

近代美の巨匠たち三名を追加
 金沢ふるさと偉人館は、昨年11月より展示室改新のため休館しておりましたが、本年3月13日にリニューアル・オープンいたしました。
 「近代美の巨匠たち」と題して 漆聖/松田権六、近代建築の巨匠/谷口吉郎、金属造型の開拓者/蓮田修吾郎の各氏を加え、展示は『近代日本を支えた偉人 [20人] たち』となりました。
> 金沢ふるさと偉人館

 同時に、わが高峰譲吉博士の展示も若干リニューアルされているので、改めてここにご紹介させていただきます。

 まず、博士の妻・キャロラインが着ていたとされる着物があります。帯締めは新たに用意されたそうですが、その他は当時のままのものだそうです。

 左はご存知、タカヂアスターゼとアドレナリンのパッケージ。タカヂアスターゼは、日本で販売された当時の箱だそうです。アドレナリンの方は「塩化アドレナリン液」表示の下方に、「日本薬局方 塩酸エピレナミン液」となっております。
 ちなみに、愛知県衛生研究所のサイトに興味深い記事が載っておりますので、ここにご紹介します。

‥‥今回の改正で注目されるのは、高峰譲吉により結晶として得られた最初のホルモン(1891(明治24)年結晶分離成功)で高峰命名のアドレナリンが日本薬局方で正式名称に採用されたことです。改正前の日本薬局方ではアドレナリンのことがエピネフリンとされてきましたが、これはアメリカの学者が提唱したもので、第三者的な立場の欧州薬局方でadrenaline(アドレナリン)が採用されていることから見て、今回の改名は妥当なものだと思われます。‥‥ サイトは、>> こちら(2006.06.20)

 そして、写真右の手帳は、博士愛用の手帳。この内容を検証して行くことによって、様々な博士の人脈や事実がさらに確認されて行くことになるでしょう…と、ふるさと偉人館の松田館長が期待を込めて話しておられました。


(取材:平成23年6月10日/文責:事務局)




タカヂアスターゼ、アドレナリン 高峰博士の手帳